小森治夫著
府県制と道州制

目次
はじめに
序章 本書の課題と構成
 1 本書の課題
 2 府県制に関する先行研究
 3 本書の構成

T府県の歴史と行財政
第1章 府県の歴史ー戦前期
 1 明治地方制度の形成
 2 明治地方制度の変化と再編成

第2章 府県の歴史ー戦後期
 1 戦後改革期ー府県知事の直接公選制と府県の完全自治体化
 2 「逆コース」期ー「地方」制と府県合併論
 3 高度成長前期ーニューセントラリゼーションと府県の下請機関化
 4 高度成長後期ー革新自治体の誕生と「機関委任事務活用論」

第3章 府県の行政
 1 府県の性格と機能
 2 府県の行政事務
 3 機関委任事務を「逆手」にとる

第4章 府県の財政
 1 府県財政の特徴ー山村勝郎氏の研究
 2 府県財政の構造ー藤岡純一氏の研究
 3 府県財政の位置ー保母武彦氏の研究
 4 府県財政の特質

第5章 府県の果たしてきた役割
 1 全国知事会の府県政研究による評価
 2 都丸泰助氏、山田公平氏による評価
 3 府県行財政の特質と課題

U道州制構想の変遷
第1章 戦前期の道州制構想
 1 昭和10年代の道州制構想
 2 内務省の道州制構想批判
 3 戦時下の広域地方行政機構の再編

第2章 戦後期の道州制構想
 1 戦後改革後の道州制構想ー第4次地方制度調査会の「地方」制案を中心に
 2 内政省設置法案の挫折
 3 高度成長期の府県合併論、道州制構想
 4 1980年代の道州制構想ー第二臨調の道州制構想

V地方分権改革と府県制、道州制
第1章 地方分権改革と父権制度
 1 地方分権改革の特質
   ー府県制度改革を中心に
 2 地方分権改革の経過
 3 地方分権改革の成果と問題点

第2章 平成の市町村合併
 1 「平成の大合併」の経過と問題点
 2 「三位一体改革」の理念と現実
 3 総務省の路線転換の理由

第3章 平成の道州制構想
 1 1990年代における道州制構想
 2 2000年代における道州制構想
 3 経済界、都道府県の道州制構想
 4 第28次地方制度調査会「道州制のあり方   に関する答申」

終章 道州制か、府県制か
 1 平成の道州制構想の問題点
 2 府県制度の見直しと再評価
   ー「改革派知事」の実績
 3 「府県連合」の可能性

補論 狭域行政のあり方
補論1 合併のメリット論とデメリット論
 1 合併のメリット論
 2 合併のデメリット論

補論2 鹿児島県笠沙・大浦の分村・独立問題
 1 笠沙・大浦の分村・独立問題
 2 大浦村分村・独立問題の後日談

補論3 大都市制度と区民自治
 1 従来の行政区制度の議論
 2 京都市の行政区制度調査会の中間報告
 3 若干の提言

あとがき


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