V心理健康領域
第6章 行と人間形成(斎藤 稔正)
 第1節 現代社会の混沌と病理性
 第2節 修行の意義と心理過程
 第3節 わが国の武芸における「行」
 第4節 宗教における修行
 第5節 「行」を通じての自己実現
 第6節 「行」と意識の超越性
 第7節 行の到達点ー人間的円熟性

第7章 「宿業」と「業熟」
−「行」と「業」からみた心理臨床的人間観(山本 昌輝)
 第1節 「エスあるところに自我あらしめよ」
 第2節 ある患者
 第3節 周辺的考察ー「自分」という発想
 第4節 「運命」と「業」
 第5節 「傷ついた癒し手」の元型
 第6節 「癒し」の力
 第7節 付加的問題提起

第8章 滝行に関する一考察
−主観的意識体験の深まりを中心に(福原 浩之)
 第1節 滝行の意識深化モデル構築の試み
 第2節 滝行における主観的意識体験の深まり
 第3節 総合考察

斎藤 稔正 編著
行の人間学

目次

まえがき(斎藤 稔正)
T人間形成領域
第1章 坐禅から(林 信弘)
 第1節 自立的共感
 第2節 坐る省察としての坐禅
 第3節 坐禅的懐疑
 第4節 非実体性の意識
 第5節 非実体性の信仰
 第6節 生への促し
 第7節 他者性の尊重
 第8節 「独り」から「共に」へ
 
第2章 「わかりあえない」という関係
 ー人間関係の研究への隠し扉(鳶野 克己)
 第1節 「謂れなき確かさ」に面しての
      自明性の溶解
 第2節 「私が生きているということ」への
      関心の唯一無二性
 第3節 「かかわりにおける人間」という
      人間関係論的人間観への反省
 第4節 かかわりの異貌へ
      ーもう一つの人間関係論に向けて

第3章 行としての休(村島 義彦)
 第1節 問題の所在
 第2節 バランスの要請
 第3節 是正の行
 第4節 活の支え手と休の原理化
 第5節 休への試み
 第6節 人生を行に

U臨床教育領域
第4章 臨床教育学における援助者の主体形成
    −教師への聴き取り調査と事例研究を通して(春日井 敏之)
 第1節 臨床教育学と援助者の主体形成の課題
 第2節 教師への聴き取り調査
 第3節 教師生活と自己形成・自己変容に関する事例研究
 第4節 援助者の主体形成とその条件

第5章 ホリスティック臨床教育学における自覚の技法(中川 吉晴)
 第1節 自覚の技法の広がり
 第2節 自覚の意味
 第3節 自覚における脱自動化
 第4節 自覚における脱同一化
 第5節 感情の自覚
 第6節 瞑想と心理療法
 第7節 自覚という存在次元
 第8節 オルダス・ハクスレーと自覚の技法
 第9節 眠りと目覚め
 第10節 覚醒した意識
 第11節 覚醒の臨床教育学へ向けて